MASATAKA CONTEMPORARY was launched in January 2013. Our mission is to introduce and encourage emerging talents that we felt in love with. We explore artists and their work across various media that meet our two criteria; creativity and independence.
八太栄里 個展「散歩の記録 / 邂逅」
会期:2023/6/24(土) – 7/14(金)12:00-19:00 (日、月、祝– 休廊)
※初日の17時〜オープニング・レセプションを開催します。
※展覧会の作品リストをご希望の方は、info@masataka-contemporary.com までメールをお送りください。
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散歩という行為を意識しだしたのはコロナ禍がきっかけだと思う。私は途方に暮れるとあてもなく歩き回る癖があるようで、緊急事態宣言で外出を厳しく制限された2020年の春、言うに及ばず私は近所を歩き回っていた。地元でも、あまり行ったことのない方面を歩いてみる。前から気になっていたけど用が無いので行ったことのなかった道をあえて行ってみる。そこで出会う風景は、いつもの道から少し逸れただけなのにどこか知らない土地へやってきたかのような新鮮さがあり、突然与えられた空白の時間を満たすには十分すぎる娯楽だった。
もともと歩くのは好きで、歩く中で見つけた気になる風景や変なものの写真をときたまSNSにアップしていた。それを見ていた知り合いから地元で路上観察のワークショップの講師をしない?と誘われたのも、ちょうど緊急事態宣言の最中だった。緊急事態宣言が解除され、県を跨いだ移動や人と接することが解禁になったものの、まだまだ未知のウイルスへの警戒心は高く、どんな行動が正しくて間違っているか分からない中で、あたりの様子をうかがいながら6月の下旬にひっそりと第1回目の路上観察のワークショップを開催した。地元の駅から銭湯まで、私が毎日のように歩く道を地元の人から県外の人まで、集まってくれた10名ほどでそれぞれが気になったスポットの写真を撮りながら歩く。ただそれだけの内容なのだが、600mほどの道のりを歩くのに1時間半かかり、静かに白熱した会となった。散歩を誰かと共有するのは未知の楽しさがあることを知った。同じ道を歩いてもそこにいる人の数だけ視点があり、自分では見過ごしてしまう部分や誰かと共有することでうまれる想像の連鎖がある。何千回と歩いた道に、新しい発見があったことがうれしく、それだけで日常が豊かになった気がした。以降、地元を拠点にしたこの路上観察会は2年に渡って計8回開催した。この経験はそれまで無意識に行っていた散歩が自分の創作と結びつく重要な要素だと認識するきっかけになった。日々の中で歩くこと自体が目的に変わり、風景を見る視点について考えることで直接作品に影響したことも大いにあるだろう。
最近では、例えば展示の在廊で遠方に行くことがあれば必ず散歩する時間をとっている。余裕があれば散歩するための遠出もしたいところだ。散歩をすることで、風景との予期せぬ出会いを期待している。その風景がいずれ絵に描けたら良いが、描けなくても良い。いつもふと思い出すのはひとりであちこち歩きまわっているときに見た情景だ。記憶の風景を描くことは時間を切り取り、記録することであるが、風景を通して自分自身を描くことでもあるのだろう。個展はその都度、自分の現在地を示す場だと考えている。歩くことが創作に結び付く今、これまでの散歩の記録を示したい。
八太栄里
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八太栄里 プロフィールはこちら
http://www.masataka-contemporary.com/eri-hatta/
八太栄里
ART CENTRAL HONG KONG 2023に参加します。
会期:2023年3月22-25日
会場:Hong Kong Convention and Exhibition Centre(香港)
ブース:B-31
参加作家:久村 卓、南花奈、ステファニー・シン、服部桜子、Hogalee 他
nagu・itabamoe 2人展「PINK MOOD」
会期:2023/4/8(土) – 29(土)12:00-19:00 (日、月、祝– 休廊)
※初日の17時〜オープニング・レセプションを開催します。
私たちのピンクに、溺れてみる?
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nagu
可愛いが似合う女の子に対する憧れる気持ちや嫉妬心。
アンビバレントな感情を抱き、いつまでも大人になりきれない私。
そんな自分自身の心情をミラーリングした同志の女の子を描くことで、
私のそばにいてくれる精神的支柱を自ら生み出しています。
静岡県出身、東京を拠点に活動
2017-2022年 ファッションブランド gelato pique にてデザイナーとして勤務
2022年 退社後アーティストとして活動を開始
<主なグループ展・企画展>
2022年
my colour/gallery 201(東京)
ART T aipe/i GALLERY KOGUREより参加(台北)
100人10/東京ミッドタウン(東京)
HAUS/gallery 201(東京)
2021年
100人10/シンワアートミュージアム(東京)
<受賞歴>
2022年
100人10 協賛賞
itabamoe
1991 年静岡県生まれ。
ファッションデザインを学んだのち、アパレルデザイナーとして勤務。その後、広告の世界に惹かれ2015 年イラストレーターに転身。雑誌の挿絵から広告ビジュアル、企業とのコラボレーション商品等幅広くを手がける傍ら、2021 年から自身の内面と向き合いたい想いからアーティスト活動開始。上品で色気が漂う女性を描くことを得意とし、時代と共に変遷する女性の現代のリアルタイムな姿の表現をベースにしている。
また最近は、生きていく上で起こる“想定外なこと” を、溶け出すような手法で表現している。これは思うようにいかなかったり、予想外なことがあるからこそ人生がより魅力的になる感じる自身の今の気分からきている。そしてこれは自身が表現する美しさへの儚さでもあり魅力にも通じていると考えている。
2012年 文化服装学院 卒業
2015年 イラストレーター転向
2021年 アーティスト活動開始
<主な展覧会>
2022年
個展Compliance? 展/Popularity GALLERY & STUDIO
independent Tokyo 2022 出展
個展ERROR/MAT
100 人10 出展
YORIMICH 日比谷YORIMICHI 展示
ART021 上海 出展/contemporary tokyo
T.ART CON 上海 出展/contemporary tokyo
2021年
個展Leaked /galerie Le MONDE
<主な実績>
2022年
bareMineral コラボレーションパッケージ発売
サザビーリーグアフタヌーンティーコラボレーション商品発売
ジャパンペール コラボレーション商品発売
Artisan&Artist コラボレーション商品発売
2021年
CHIFURE コラボレーションパッケージ発売
ESS Papawash コラボレーションパッケージ発売
渋谷ヒカリエ9 周年ビジュアル制作
花王ロリエ コラボレーションパッケージ再発売
EDWIN60 周年コラボレーションT シャツ発売
mume コラボレーションパッケージ発売
北陸製菓hokka コラボレーションパッケージ発売
2020年
RANDA コラボレーション商品第2弾発売
LOFT ベストコスメ2020ss ビジュアル制作
Kanro v
リプトン ギフトボックスビジュアル制作
Krecie いち髪 限定商品イラスト担当
2019年
サザビーリーグCocoonist コラボレーション商品発売
Dr.Ci:Labo Labo Labo コラボレーションパッケージ発売
WWD BEAUTY4 月発売号 表紙担当
Artisan&Artist コラボレーション商品発売
RANDA コラボレーション商品発売
集英社MAQUIA10 月号コラボレーション付録
2018年
ロクシタン渋谷店 リニューアルビジュアル制作
花王ロリエ40 周年記念コラボレーションパッケージ発売
資生堂MAQUillAGE プロモーション動画制作
nagu、itabamoe
京都 × アートプロジェクト
人気若手アーティストと、京都の宿がタイアップ!
最先端のアートと、京都の歴史という相反した世界。
今回宿泊予約の方限定でアート作品を購入、作品とともに宿泊も可能。
お気に入りのアーティストの作品に囲まれた贅沢な宿泊をあなたに。
詳細はこちら
https://kyotoya-alps.net/kaigaten/
上床加奈、大橋麻里子、小田望楓、タカハシマホ、曄田依子、渡辺おさむ
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きゃらあい、yutaokuda、ちくわミエル、鈴木ひょっとこ
汐留のパークホテル東京 26階回廊にて、南花奈の作品6点が常設展示されております。
ご宿泊に関わらずどなたでも無料でご覧いただけますので、ぜひお楽しみください。
会場:ART in PARK HOTEL TOKYO
〒105-7227
東京都港区東新橋1丁目7番1号汐留メディアタワー(フロント25F)
TEL : 03-6252-1111(代)
https://parkhoteltokyo.com/ja/art-at-park-hotel-tokyo/corridor-gallery/corridor-gallery-26-27/#href6
Corridor Gallery 26/27 「ART in PARK HOTEL TOKYO Exhibition」
パークホテル東京にて、2016年から現代美術のホテル型アートフェア「ART in PARK HOTEL TOKYO」(略称 AiPHT / アイファット)を年に一度開催しております。
国内外の約40ギャラリーが出展しており、ホテル客室を展示空間に仕立て、イチ押しの作品を展示・販売しています。東京以外を拠点とするギャラリーが数多く出展しており、東京ではなかなかご覧いただく機会の少ない作家・作品のプレゼンテーションの場となっております。また出展作品は若手注目作家から、国際的著名作家のバラエティーに富んだ作品群をお楽しみいただけるホテルフェアです。当フェアに参加しているギャラリーの取り扱い作品を通年ご覧いただけるのが、26階、27階の回廊展示「 ART in PARK HOTEL TOKYO Exhibition」となります。いずれも確かな審美眼をもった参加ギャラリーから厳選された作品を展示・販売しております。あなたにとって特別なアート作品との出会いをお楽しみください。
Since 2016, Park Hotel Tokyo has hosted “ART in PARK HOTEL TOKYO (AiPHT)”, an annual contemporary art fair held in the hotel.
About 40 galleries from Japan and abroad use the hotel’s guest rooms as an exhibition space to display and sell their featured works. Many of the exhibiting galleries are based outside of Tokyo, making it a place to present artists and works that one rarely has opportunities to view in Tokyo. Also, many of the exhibitions are by prominent young artists or renowned international artists, resulting in a group of artworks rich in variety on display at the hotel fair.
One can view the artworks carried by the galleries participating in the fair all year round at the “ART in PARK HOTEL TOKYO Exhibition” corridor exhibition on the 26th and 27th floors. All of the works displayed and for sale are carefully selected from the participating galleries whose staff possess a keen sense of aesthetics. Please take this opportunity to enjoy encountering a work of art that is close to your heart.
南花奈
絵画の通信販売サイト《TAGBOAT》にて、MASATAKA CONTEMPORARY取り扱い作家の旧作品を販売しております。ぜひご覧ください。
(名前をクリックすると、各作家のページをご覧頂けます)
・南花奈 Kana Minami
・宮間夕子 Yuko Miyama
・伊東明日香 Asuka Ito
・大本幸大 Kota Omoto
・根岸美穂 Miho Negishi
・藤川さき Saki Fujikawa
・東麻奈美 Manami Higashi
・八太栄里 Eri Hatta
・大橋麻里子 Mariko Ohashi
・しもかわしょうこ Shoko Shimokawa
・高田茉依 Mai Takada
・植田陽貴 Haruki Ueda
また、各作家の新作は弊廊にて取り扱っております。
お問い合わせはinfo@masataka-contemporary.comまでお願い致します。