update: 2020年11月6日

time in a bottle

齊藤拓未/Takumi Saito 《opposition》 2020, 45.5×38cm, 油彩、色鉛筆、キャンバス大橋麻里子/Mariko Ohashi 《Episode 3》 2020, 60.6×60.6cm, パネルに綿布、アクリル、ジェッソ

 
大橋麻里子・齊藤拓未2人展「time in a bottle」
 
会期:2020/12/5(土) – 12/26(土)12:00-19:00  (日、月、祝– 休廊)
※新型コロナウイルス感染症予防のため、オープニングレセプションは開催いたしません。ご了承ください。
 
「もし、ボトルの中に時間をとっておくことができるなら・・・一日一日を宝物のように大切に貯えたい、未来のために。」
日常に散りばめられた断片をひとつひとつを拾い上げるように絵を描く大橋麻里子。
ぼんやりした記憶を物として残したいと思って制作している齊藤拓未。
時間性という共通のテーマでありながらimageが全く違う2人の興味深い作品、是非ご高覧ください。
 
■大橋麻里子/Mariko Ohashi
 
イメージを積み重ねることは時間の造形に近い。まるで、自然が砂や動物の骨を堆積させて地層を生むように。
今ある時間もまだ無い時間も、それからすでに流れていった過去の時間も、その姿は目に見えないし手でも触れない。
私のしていることは時間に実体を与える試みに似ていて、手の痕跡として描き重ねる線描、幾重にも重ねていく図像の数々、その像と線を重ねることで私は時間を、絵画の形態で表現する。
 
兵庫県神戸市出身
2014年 京都造形芸術大学 美術工芸学科洋画コース卒業
2016年 多摩美術大学 大学院博士前期課程 美術研究科油画専攻修了
2014年 – 2016年 神山財団奨学生
 
近年の主な個展
 
2013年
名もない街/GALLERY301due(神戸)
大橋 麻里子展/trace(京都)
 
2015年
secret garden/GALLERY301due(神戸)
 
2016年
Floral diary/GALLERY301(神戸)
 
2017年
Room/GALLERY301(神戸)
余白/空白/SIO gallery(大阪)
 
2018年
白昼夢/GALLERY301(神戸)
 
2019年
Born/GALLERY301(神戸)
 
2020年
浮遊する現在/GALLERY301(神戸)
 
■齊藤拓未/Takumi Saito
 
子どもの頃の記憶や感覚はだんだんと薄れていき、過去の自分と現在の自分がかけ離れているように感じることがあります。
日常の中で偶然見かけた子どもや風景、持っている小物などは、自身の幼少期の感覚や経験を思い出させ、過去から現在までの繋がりを確かめるものになっています。
 
東京都出身
 
近年の主な展示会歴
 
2018年
水辺の風景~蓮と鯉の物語/parabolica-bis パラボリカ・ビス(東京)
ギャラリーへ行こう2018/数寄和(東京)
 
2019年
個展 齊藤拓未展/コートギャラリー国立(東京)
ドローイング展「日々のあわ」/高円寺pocke(東京)
 
2020年
武蔵野美術大学 卒業・修了制作展/武蔵野美術大学 鷹の台キャンパス(東京)
「fog」/exhibition space CLOSET(東京)
obキュレーション展「neo wassyoi」/Hidari Zingaro(東京)
展示&フリーマーケット「夏のしっぽ」/rusu(東京)
齊藤拓未 個展「tender age」/新宿眼科画廊(東京)

大橋麻里子、齊藤拓未


update: 2020年9月29日

antonym

谷川千佳/Chika Tanikawa 《散る/花を手放す》 2020, 34×50cm, キャンバス、アクリル水沢そら/Sora Mizusawa 《咲く/BLOOM》 2020, 50.6×34.6cm, 顔彩、水彩、紙
 
谷川千佳・水沢そら2人展「antonym」
 
会期:2020/10/31(土) – 11/20(金)12:00-19:00  (日、月、祝– 休廊)
※新型コロナウイルス感染症予防のため、オープニングレセプションは開催いたしません。ご了承ください。
 
子供の頃の恐れ/記憶/夢などを手掛かりに、空想と現実の狭間にある「もうひとつの世界」を描く谷川千佳。
過去には切り絵の技法だったが、今はオーソドックスな「塗る、描く」というところに立ち返って制作を続けている水沢そら。
鮮やかな色彩と独特な世界観で人々を魅了している2人が、1つのテーマを元にそれぞれに作品を制作します。
『antonym』(アントニム) =「対語」、意味が反対となる語や、意味が対照的になっている語。
対になる言葉からイメージした作品をそれぞれ描き、対に展示します。ぜひ、ご高覧ください。
 
■谷川千佳/Chika Tanikawa
 
「私を私として認識させるものは何なのか」という問いに向き合い、自らのルーツである故郷での記憶や、意識を超えた映像が現れる夢などからモチーフを得て、それに筆を任せるように色彩豊かにイメージを定着させる。作中多く登場する女性像は、初期作品では自分自身の存在と重ね合わせた「自画像」として描いていたが、現在はより広く鑑賞者が自分自身を投影することができる人物になるよう、より客観性を持つ「名前のない女性像」へと変化している。
また近年では「恐れ」の感覚を手がかりに、空想と現実の狭間にあるもうひとつの世界を描き出し、ユーモアを交えた物語へと昇華させることを試みている。
国内外で展示を続ける他、近年では「そこに無い家に呼ばれる」(三津田信三/中央公論新社)、「絶対正義」(秋吉理香子/幻冬舎)、「HIMAWARI」(嘉成晴香/あかね書房)、「文豪ノ怪談 ジュニア・セレクション <恋>」(編・東雅夫/汐文社)などの装画・挿絵をはじめとしたイラストレーションも手がける。
 
1986年 富山県生まれ
2010年 神戸大学発達科学部卒業
 
近年の主な展覧会歴
 
2019年
「mini○」(Sansiao Gallery・東京)
「文学の怖い絵展」(菊池寛記念館・高松)
「Cartoon Soul」 (WK gallery・北京)
谷川千佳・大山美鈴 2人展 「spell」(MASATAKA CONTEMPORARY・東京)
個展「0.3秒の温室」(ギャラリールモンド・東京)
 
2018年
「SHIBUYA STYLE vol.12」(西武渋谷店 美術画廊・東京)
個展「to Chika Tanikawa 2008-2017」(アトリエ三月・大阪)
個展 TEDxHimi 2018・特別展(うみあかり・富山)
 
2017年
「International Emerging Artist JAPAN」(GALLERY AILE・ソウル)
VOFAN×谷川千佳 2人展「閃爍的回憶」(居藝廊・台北)
個展「あかいひかりは呼吸する」(ブックギャラリーポポタム・東京)
 
■水沢そら/Sora Mizusawa
 
北海道函館市出身。都内在住。バンタンデザイン研究所を卒業後、MJイラストレーションズにて学ぶ。
 
主に書籍装幀や絵本、挿絵、広告などの分野で活動中。最近では株式会社シュクレイの新しいお菓子ブランド、「ネコシェフ」のイラストレーションを手がける。

谷川千佳、水沢そら