spell

谷川千佳・大山美鈴/Chika Tanikawa, Misuzu Oyama 《spell》 2019, 53x65.2cm, acrylic on panel谷川千佳・大山美鈴/Chika Tanikawa, Misuzu Oyama 《spell》 2019, 53x65.2cm, acrylic on panel
 
「spell」
 
2019/4/6(土) – 4/27(土) 12:00-19:00  (日、月、祝 – 休廊)
オープニング・レセプション 4/6(土) 17:00-19:00
 
ARTISTS:谷川千佳・大山美鈴
 
本展で私は子供の頃に感じた「恐れ」を描き出すことを試みます。子供ながらに頭の中で思い描かれた「恐れ」のイメージは今でも心の片隅で、ざわざわと蠢いています。未知なるものへの恐れに対する、子供の純粋な想像力が「物語」を生み出し、呪文のように私を恐怖に陥れると同時に魅了しました。そんな人の心に残り続ける魅惑的なイメージを伝えたいと思います。
ー谷川千佳
 
なんでもかんでもメモをとるくせがある、記憶はノートや紙片やモニター上に文字の形で綴られることによって自分の記憶として保管される。外を歩いているときみた木も、お話に現れた白い狼も、インターネットで見つけたスカートの柄も。夢のなかでバラバラのメモのような記憶がつながってけしきがつくられるように、今回は自分のみた夢のメモを軸にいくつかのけしきをつくることにしました。
ー大山美鈴
 
【作家情報】
 
◆谷川千佳 Chika TANIKAWA
 
1986年 富山県生まれ
2010年 神戸大学発達科学部卒業
 
「私を私として認識させるものは何なのか」という問いに向き合い、自らのルーツである故郷での記憶や、意識を超えた映像が現れる夢などからモチーフを得て、それに筆を任せるように色彩豊かにイメージを定着させる。作中多く登場する女性像は、初期作品では自分自身の存在と重ね合わせた「自画像」として描いていたが、現在はより広く鑑賞者が自分自身を投影することができる人物になるよう、より客観性を持つ「名前のない女性像」へと変化している。
 
国内外で展示を続ける他、近年では「どこの家にも怖いものはいる」(三津田信三/中央公論新社)、「絶対正義」(秋吉理香子/幻冬舎)、「文豪ノ怪談 ジュニア・セレクション <恋>」(編・東雅夫/汐文社)などの装画・挿絵をはじめとしたイラストレーションも手がける。
 
(展覧会歴)
 
2018年
「SHIBUYA STYLE vol.12」(西武渋谷店 美術画廊・東京)
個展「to Chika Tanikawa 2008-2017」(アトリエ三月・大阪)
個展 TEDxHimi 2018・特別展(うみあかり・富山)
 
2017年
「International Emerging Artist JAPAN」(GALLERY AILE・ソウル)
VOFAN×谷川千佳 2人展「閃爍的回憶」(居藝廊・台北)
個展「瞬き」(ondo・大阪)
個展「あかいひかりは呼吸する」(ブックギャラリーポポタム・東京) 他
 
◆大山美鈴 Misuzu OYAMA
 
記憶のなかで、においや手ざわりや音が視覚情報から切り離されてしまって、漂うイメージの断片は、モニターに流れてきた画像や文字から想起した映像と区別がつかなくなる。書き散らされ箱にしまわれたメモのように。
 
夢のなかでは、そのバラバラのメモ用紙をつなげるようにけしきがつくられる。
 
わたしにはなんでもかんでもメモをとるくせがある、記憶はノートや紙片やモニター上に文字の形で綴られることによって自分の記憶として保管される。そのさまざまなメモをつなぎあわせてお話をつくり絵に置き換えるということをしているのですが、今回はみた夢のメモを軸にいくつかのけしきをつくることにしました。
 
(展覧会歴)
 
2016年
REFRACT / REFLECT / SAKURADO FINE ARTS
Trompe-l’œil” / L’illustre Galerie LE MONDE
 
2014年
supper supper」 / AquviiTOKYO
 
2013年
The First Supper / ROCKET
シブカル祭 / PARCO
drawing room / OfTEN gallery 他