time in a bottle

齊藤拓未/Takumi Saito 《opposition》 2020, 45.5×38cm, 油彩、色鉛筆、キャンバス大橋麻里子/Mariko Ohashi 《Episode 3》 2020, 60.6×60.6cm, パネルに綿布、アクリル、ジェッソ

 
大橋麻里子・齊藤拓未2人展「time in a bottle」
 
会期:2020/12/5(土) – 12/26(土)12:00-19:00  (日、月、祝– 休廊)
※新型コロナウイルス感染症予防のため、オープニングレセプションは開催いたしません。ご了承ください。
 
「もし、ボトルの中に時間をとっておくことができるなら・・・一日一日を宝物のように大切に貯えたい、未来のために。」
日常に散りばめられた断片をひとつひとつを拾い上げるように絵を描く大橋麻里子。
ぼんやりした記憶を物として残したいと思って制作している齊藤拓未。
時間性という共通のテーマでありながらimageが全く違う2人の興味深い作品、是非ご高覧ください。
 
■大橋麻里子/Mariko Ohashi
 
イメージを積み重ねることは時間の造形に近い。まるで、自然が砂や動物の骨を堆積させて地層を生むように。
今ある時間もまだ無い時間も、それからすでに流れていった過去の時間も、その姿は目に見えないし手でも触れない。
私のしていることは時間に実体を与える試みに似ていて、手の痕跡として描き重ねる線描、幾重にも重ねていく図像の数々、その像と線を重ねることで私は時間を、絵画の形態で表現する。
 
兵庫県神戸市出身
2014年 京都造形芸術大学 美術工芸学科洋画コース卒業
2016年 多摩美術大学 大学院博士前期課程 美術研究科油画専攻修了
2014年 – 2016年 神山財団奨学生
 
近年の主な個展
 
2013年
名もない街/GALLERY301due(神戸)
大橋 麻里子展/trace(京都)
 
2015年
secret garden/GALLERY301due(神戸)
 
2016年
Floral diary/GALLERY301(神戸)
 
2017年
Room/GALLERY301(神戸)
余白/空白/SIO gallery(大阪)
 
2018年
白昼夢/GALLERY301(神戸)
 
2019年
Born/GALLERY301(神戸)
 
2020年
浮遊する現在/GALLERY301(神戸)
 
■齊藤拓未/Takumi Saito
 
子どもの頃の記憶や感覚はだんだんと薄れていき、過去の自分と現在の自分がかけ離れているように感じることがあります。
日常の中で偶然見かけた子どもや風景、持っている小物などは、自身の幼少期の感覚や経験を思い出させ、過去から現在までの繋がりを確かめるものになっています。
 
東京都出身
 
近年の主な展示会歴
 
2018年
水辺の風景~蓮と鯉の物語/parabolica-bis パラボリカ・ビス(東京)
ギャラリーへ行こう2018/数寄和(東京)
 
2019年
個展 齊藤拓未展/コートギャラリー国立(東京)
ドローイング展「日々のあわ」/高円寺pocke(東京)
 
2020年
武蔵野美術大学 卒業・修了制作展/武蔵野美術大学 鷹の台キャンパス(東京)
「fog」/exhibition space CLOSET(東京)
obキュレーション展「neo wassyoi」/Hidari Zingaro(東京)
展示&フリーマーケット「夏のしっぽ」/rusu(東京)
齊藤拓未 個展「tender age」/新宿眼科画廊(東京)