ICON

東 麻奈美/Manami Higashi《LOLIPOP》2019, 65.2×50cm, oil on panel with cotton竹馬紀美子/Chikuma Kimiko 《知恵の泉》 2019, 38.1x27cm, 紙、鉛筆
 
「ICON」
 
2019/5/18(土) – 6/7(金) 12:00-19:00  (日、月、祝 – 休廊)
オープニング・レセプション 5/18(土) 17:00-19:00
 
ARTISTS:東麻奈美・竹馬紀美子
 
東は、“回転”を用い、永遠性(ループ)・次元・時間の流れを表している。
現代的なモチーフと油彩という古典技法で描くこともまた、大きな時間の流れを感じさせるひとつの方法だと考える。
 
竹馬は、少女をモチーフに描き、 多感なこの年代の将来に対する希望や輝き、不安や危うさを大胆に余白をとり、表現している。
 
展覧会のタイトルは2人にとっての共通キーワードであり、また、あこがれや象徴的な意味をもつ「ICON」。
ぜひご高覧くださいませ。
 
ーDirector 高橋正宏
 
【作家情報】
 
◆東 麻奈美 Manami HIGASHI
 
1988年 神奈川県横浜市生まれ
2011年 女子美術大学芸術学部洋画学科卒業
2013年 女子美術大学大学院絵画研究所領域修士課程修了
 
自身の作品における”回転”は永遠性(ループ)・次元・時間の流れを表している。 軸を中心とした物理的回転、高次元化の基礎的な概念としての数学的回転、あるいは輪廻転生といった宗教的な意味をもつ回転。そういった様々な観点において、現代の日本文化を象徴するもののひとつである美少女フィギュア”をモチーフとしそれを回転させるという行為は、それ自体が内包する多種多様な回転の概念と共に時間の流れを表現しているのである。現代的なモチーフと油彩という古典技法で描くこともまた、大きな時間の流れを感じさせるひとつの方法だと考える。そしてなにより、キャンバスに描き閉じ込めることによってモチーフは永遠に回転し続ける存在となるのである。
 
(主な展覧会)
 
2016年
EIGHT JAPANESE WOMAN ARTISTS/BERNARDUCCI MEISEL GALLERY(ニューヨーク)
Collaboration Project/RISE GALLERY(東京)
未来展/日動画廊(東京)
the art fair +plus-ultra 2016/スパイラルガーデン(東京)
 
2017年
pop…in art/Sansiao Gallery(香港)
 
2018年
REUNITE/MASATAKA CONTEMPORARY(東京)
ART OSAKA/ホテルグランヴィア大阪 (大阪)

 
◆竹馬紀美子 Kimiko CHIKUMA
 
1976 年生まれ
九州産業大学大学院芸術研究科 博士後期課程 造形表現専攻修了 博士(芸術)取得
 
私の作品は常に変化を伴う。
女性をモチーフに描き、 多感なこの年代の将来に対する希望や輝き、不安や危うさを大胆に余白をとり、表現している。
目まぐるしく変化していく『現代アート』シーンにおいて、かつて『浮世絵』が欧米に影響を与えたように日本から発信していきたい。
 
(主な展覧会)
 
2013年
個展/GALLERY SPEAK FOR (東京)
 
2015年
個展/GALLERY b.TOKYO (東京)
 
2016年
個展/アートスペース羅針盤 (東京)
 
2017年
ASIA HOTEL ART FAIR SEOUL 2017(木之庄企畫より)
 
2018年
ART NAGOYA 2018(SYSTEMA GALLERYより)
 
2019年
個展/アートスペース羅針盤 (東京)
Art in Park Hotel Tokyo 2019(Sansiao Galleryより)