AAMOF

 根岸美穂/Miho Negishi 《ソフトウェア/software》 2015, 45.5×38cm, 17 7/8x15in., oil on canvas with emulsionMASAKO 《K LAST CUT》 2015, 100×100cm, 39 3/8x39 3/8in., paint on canvas

2015/11/14(土)~12/19(土) 11:00~19:00(日・月・祝 – 休廊)
オープニング・レセプション 11/14(土) 17:00~19:00
(入口はShoichiroの赤い門です)
http://www.masataka-contemporary.com/mt329b1/

 

根岸美穂 は 2014 年に多摩美術大学を卒業後、作家活動を開始、MASATAKA の契約作家にもなり、これからの活躍が期待される作家の一人です。

自らの体を描くことを、自分を知り、他者をも理解する手段としています。

また、焦点を当てたテー マと外部で起きている事象を繋ぎ合わせ、現代の reality に迫るものを表現しています。

 

MASAKO は独学で絵を描き始めた作家。

一枚の絵に重ねられていく無彩色なペンキやアクリルの黒、まさに人間の奥底や内側に秘められた感情を表現しているようです。

ここ数年、描くことから離れていた彼女が、多くの経験や体験を積んで reborn します。

 

展覧会名の「AAMOF」は、略語で「実はね、」や「何を隠そう、」という意味。

作品の中に隠され潜んでいる作家の想いや 伝えたいこと、実際に観て、感じ取っていただきたいです。ぜひご高覧ください。

 

MASATAKA CONTEMPORARY ‒ DIRECTOR 高橋正宏

 

 

◆根岸 美穂

心を読めない無機質な顔。
誰にあてられたものなのかも分からない、薄っぺらな言葉のI LOVE YOU.
ここにあるポートレイトの顔たちは、表面的で息づかいが感じられないのはなぜか。
それは、これがプリクラによって写し出された人工の顔を元に描かれたものだからかもしれない。
顔の造形を加工・変形させた、私らしきこの像が、顔という特異な部位への現象と人間の顔に対する願望を反映し、延いては未来にある顔像を提示していると考えている。

 

1988年 埼玉県生まれ


2008年 中央工科デザイン専門学校 DTP クリエイターコース卒業

2014年 多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻卒業

 

展覧会歴

 


2015年

アート大阪 2015/HOTEL GRANVIA OSAKA

 


2014年

New Artists 2014/Gallery Jin

新、アーティスト展/MASATAKA CONTEMPORARY

2011 年
メジャヴ/多摩美術大学

スパークリング ヒューマン/ギャルリージュイエ

 

2010年

・・・展/アートイマジン

 

 

◆MASAKO

結末を迎えてこそ完成はある。

日常は動き続けている

しかし、生き続けている限り未完成である。

印象に残る誇張された記憶、薄れていく記憶、すべては曖昧である。

 

誰しもの区切りの場面をモチーフに動き続けるものを捉えたい。

 

1987年 埼玉県生まれ

 

展覧会歴

 

2011年

個展・HEADLESS- someone who could be you/IID 世田谷ものづくり学校 1F マルチプルスペース

 

2010年

個展・every day/トーキョーワンダーサイト本郷

 

2009年

Galerie Sho Projects CLARA DESIRE+MASAKO+ 大槻素子/Galerie Sho Contemporary Art

個展・トーキョーワンダーウォール 2008:MASAKO ‒ Material/東京都庁

 


2008年


個展・MASAKO ‒ MY HOME/Galerie Sho Contemporary Art

Galerie Sho Projects 7 人の新人展/Galerie Sho Contemporary Art

 

公募・受賞歴

 


2008年 トーキョーワンダーウォール 2008 審査員長賞受賞

2007年 アミューズアートジャム 2007 最終審査ノミネート

2007年 シェル美術賞2007 入選